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◎新しい「融資を受けるため」の会計処理 -2016年11月09日号

2016-11-09

『◎新しい「融資を受けるため」の会計処理』

率直に申し上げれば、平成10年頃から特に、粉飾決算を
行う中小企業が激増したように思います。

当時はビジネスローンという、決算書をパソコンに入力すると
自動的に融資の可否や金額、金利、返済条件などが決まる
そんな、形式的な融資判断が増え、概ね直近の1~3期で
・債務超過でなくて
・当期利益+減価償却がプラス
なら、融資は随分と出やすいものでした。
ある程度精通していれば、お客さんの決算書をみると
大体の想像はできるため、私のような者からすれば
それ自体が仕事にもなりました。
「資金調達コンサルタント」
なんてものが、職業?として横行していたものです。

要するに、会計上の利益が出ていることで融資は得られる。
今お金を借りることができなければ、会社は倒産してしまう…
そのためには…

こうして、悪いこととは分かっていても、経営者が粉飾に
踏み込んでしまってきたのです。
また、一部の専門家が、それを容認もしくは促進して
きたのです。

◆融資を得るために粉飾、はもう時代遅れ

その是非は、ここでは触れません。
あまりにも色々な事例があり、現在の当事者だけでは
責任の所在をはっきりさせることすら困難だったりしますので。
(弊社では、「今後改善、収束に向かうこと」
「最終的に全関係者に開示する」のならば、問題とはしません)

いまだに安易に売掛や棚卸を過剰計上するなどの方法で
財務評価を上げ、融資を得ようとする経営者様や専門家は
いらっしゃいます。が、今後のことを考えると
新たには操作しない
今存在するものも、最終的に開示・収束する
ことが、これからの新制度においては
融資を得られることにも繋がっていることを
強く意識して、対応していかなくてはなりません。

いくつか簡単に解説して、確認していきましょう。

◆新制度は「粉飾破り」を実装している

・経営サポート保証では

冒頭のあいさつでも触れた経営サポート保証では
企業に対して専門家による財務分析が行われます。
その分析には、貸借対照表上の資産の時価評価が
含まれますので、当然のように専門家の手によって
実態が明らかになります。

・ローカルベンチマークでは

今後の財務評価の指針となるローカルベンチマークでは
採り上げられる財務指標に、売掛や棚卸の過剰計上や
買掛の過少計上を行うと、数値が悪化するものが新規に
加えられています。

・事業性融資では

企業のビジネスモデルや将来の成長性に焦点を充てる
事業性融資においても、売掛や棚卸の「実態」は適正で
あることが前提のため、ここに問題があると
取組むことはできません。

・経営者保証に関するガイドラインでは

経営者の過剰な担保や保証の提供から身を守るための制度も、
「会計処理の手法や内容に、虚偽がないこと」
を宣誓するとともに、疑義が生じた場合は過去に遡って
経営者の責任が再度問われます。

◆だが、過剰に怖れる必要もない

とはいえ、弊社の取組み上では、
「粉飾そのものが理由で、望まない倒産をした企業」
はありません。
処理の仕方は技術的な問題なだけですし、
開示するにしても、大事なことは
「企業にとっても関係各位にとっても、そして銀行にとっても
 今のまま惰性でいくよりはマシで、将来的に一番よい」

シナリオならば、必ず打開可能だから、です。

今、正しく融資を得られますか?その状態は、今後も維持できますか?
今できないなら、一刻も早く、融資を得られる状況を取り戻しませんか?

何か思い当たることがおありでしたら、是非弊社のセミナーや
無料相談をお受け下さい。

 


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