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ある会社の1コマ <お客様との信頼関係>

2013-11-05

10月も下旬になりますと朝夕はめっきり寒くなってきました。
秋が短くなってきているように感じます。
体調管理には十分お気をつけください

今回は、私が経験した営業での失敗談をお話しさせて頂きます。

X社は、住器メーカーであり、様々な商品開発を行っておりました。
私も開発担当者に対して材料の提案を行い、信頼関係を構築しておりました。

ある日、開発担当者より私どもが提案した材料を使用して、新しい商品開発を行いたいので試作アドバイスをしてほしいとの要望があり訪問いたしました。

住器メーカー各社は、浴槽の新商品開発を競っておりました。
従来は、FRP単体で製作していた浴槽をアクリルとバックアップ(補強)にて行う新工法です。
アクリルは透明性が高く、表面がきれいという点で市場投入が期待されていました。

今までと違い、アクリルを別成形(真空成形)し、そのバックアップ(補強)にFRPを採用し、強度・剛性を維持するという手法ですが接着法で各社苦慮しておりました。

その中で私どもが提案した材料を使用し、接着・気泡の問題を解決できないかというと相談です。

営業担当の私と開発技術部のメンバー2名で訪問しました。
試作工場は、看板もなく工場地帯の一角にありました。
まさしく秘密基地といった感じでした。

工場に入り、試作品が置いてありました。
ここからが問題で、開発技術部のメンバーは挨拶を行うと置いてある試作品を興味津々で、なめるように見ているではありませんか!!
注意をしましたがすでに遅し!

担当者より『あなた達は、何をしに来たんだ!!スパイか!』と言われてしまいました。
その後、謝りましたが打合せは中止になり、出入り禁止となりました。
各企業は、様々な技術、工法を保有、活用してされております
いかに新たな製品を作り出し、市場に投入するか!しのぎを削っております。
その工場に招かれた重要性を認識していなかった事例です。

信頼を築き上げるには時間がかかりますが失うのは一瞬です。

お客様と接点をつくることは重要ですが会社としてのお客様への対応姿勢がさらに重要です。
自社の対応を見直すきっかけになっていただければ幸いです。


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