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リスケジュール時の金利交渉 -2012年03月14日号

2014-01-01

『リスケジュール時の金利交渉』

リスケジュールをおこなう際に金融機関側より、支払利息の利率を上げてほしい、と言われたことはあるでしょうか?

金融機関からすると、利息収入が主な収入であり、リスケジュールによって、新規の貸し出しができないとなると、その取引先からの利息収入を増やすことは困難となります。

そのため、利率を引き上げることによって利息収入金額を増やそうとするのは、至極普通の考え方です。

円滑化法が施行される前は、リスケジュールの際に、都市銀行が6~7%まで上げてきた、といった話も聞きましたが、円滑化法施行後は、そういった話も少なくなってきたのではないでしょうか?

少なくなってきたとはいえ、リスケジュール時に利率を上げさせてほしい、といった要望は、現在でもあります。
(円滑化法が終了すると、貸倒引当金を積まなくてはいけない、といった理由から増えることが懸念されます)

企業側からしても、リスケジュールの条件として、利率を上げることが必要であると金融機関から言われてしまうと、提示の金利をそのまま受けてしまうこともあるかと思います。

当方のお客様の例でも、過去にリスケジュール時に1%の利率上昇を求められ、そのまま受け容れていることがありました。

利率の上昇を求められた場合に、まず、おこなっていただきたいのは、その理由を「具体的に聞き出す」ということです。

リスケジュールするので利率が上がる、ではなく、もっと具体的に内容を聞くことが必要です。

例えば、

「リスケジュールすると、企業の債権者区分が現状より悪くなり、そのため、金融機関としては貸倒引当を増やさないといけないため、その分、利率を上げる必要がある」

とか、

「当初の貸し出し期間が終わってしまい、新たな契約をまくために、本部への打診が必要なため」

とか。

具体的な理由があり、利率上昇の根拠が明確であれば、話に乗りましょう、という気分にもなるかと思います。

しかしながら、明確な理由がない場合や、あったとしても、現況では当てはまらない場合は、その旨をはっきりと金融機関に対して告げてください。

例えば、

「貸倒引当を増やさないといけない、ということであるが、当社の場合、保証協会付きの融資であり、保全はなされているのではないか」

とか

「現在、円滑化法が施行されており、金融庁としても、実抜計画が実行中であれば、債権者区分は維持する、と言っていなかったか」

とか、ご自身の思うところを告げてください。

そうした中で、支店や担当者の本音を聞き出してみてください。

最近の事例では、元金据え置きの企業様に対して利率引上げの提示を受けましたが、金融機関の支店の融資係の方や担当者と、いろいろとお話しさせていただく中で、元金1万円の返済で利上げなしの了承を受けました。

支店としての立場を考慮し、支店の本音を聞き出すことで、お互いにとって良い条件を引き出すことができました。

こういった積み重ねから、信頼関係を築いていけるのではないでしょうか?

敵対する必要はありません。
会社の継続のためにも、信頼関係を構築していきましょう。

 


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