ホーム > 15.メルマガバックナンバー > 改めて、廃業・倒産=負け、なのかを考える -2016年05月18日号
 

改めて、廃業・倒産=負け、なのかを考える -2016年05月18日号

2016-05-18

『 改めて、廃業・倒産=負け、なのかを考える 』

せっかく設立し、頑張ってきた会社をたたむ、ということが
気持ちのいい方なんて、そうそういらっしゃるはずがありません。

弊社の前身、株式会社フィナンシャル・インスティチュートは
そんな企業経営者様の想いに応えるべく、コンサル方針として

「破産(倒産)は勧めない」

ことを前提としておりました。
この方針にご共感いただいて、ご相談の申込をいただいた件数は
私が対応しただけでも1100件以上。会社全体では桁違いに、
ご相談の総件数は、一万件を大きく超えてきました。

しかし、株式会社エクステンドに社名変更するにあたり
この方針を取り下げています。
これまでの取組みが間違っていた、と
否定したいのではありません。
世の中のフェーズ・段階が変わり、コンサルティングとしての
対応も変化したのです。

ただ流されての倒産は、今だってお勧めしません。
考えなくてはならないのは、経営者が将来に何を残すのか、
ということです。

◆潮目の変化
————————————————————

10数年前の弊社創業以降、リーマンショックや震災、長引く不況
を経て、元々売上を上げても利益が上がりにくかった状態から
売上を上げても赤字にしかならないお悩みを抱えた
経営者が激増しました。
仕事をすればするほど、自動的に利益が(お金が)残るとは、
今日なかなか言えません。

また、将来を見据えた際に、売上の大幅減が見込まれる一方で
経営者が高齢、加えて後継者がいない、
なのに借金だけはある…
体が動くうちはまだいいとしても、いつか動かなくなったら
その時には、ただの倒産しかできなくなってしまう。

まだ選択肢が残っているうちに、上手に整理する方が
その後に残るものが多いのではないか?

こうなると、必ずしも無理して会社を続けることが得策とは、
言えなくなったのです。

◆人間と企業の「死」は異なる
————————————————————

会社は、経営者にとって分身と考えられがちですが、
それは一つの象徴的な思想で、
企業再生の今後にあたっては、違うものです。

※以下、宗教・思想・超自然的な意図はございません。

人は死んでしまえば、その方自身は居なくなってしまいます。
移植できる臓器や機能にも限りがあります。

が、会社は亡くなってしまっても、関係各位の了解があり、
それだけの価値があるものならば、
「脳髄だって、髪の毛一本だって、移植して生き続ける」
ことができます。

また会社は、社員や事業、商品その他を入れておく箱であり
本当に大事なものは箱そのものではなく、
中に入っているもののはず、です。

◆残したい、遺したい生きた証はなんだ?
————————————————————

以上を踏まえて、弊社は新たに会社という箱の延命のみに
囚われず、新たに思想として
「経営者の生きた証を残す(遺す)」
ためのコンサルティング、取組みという方針としています。

会社を存続させるか、
M&Aその他で事業の存続を目指すのか
役割を全うしたとして、廃業・整理に向かうのか

その全ては手法であり、目的は経営者がその人生で積み上げた
価値あるものを、然るべき相手に残す(遺す)ことにあると
考えます。

社名変更に伴う、弊社方針の変更についてのご質問を
多数いただいておりましたので、今回メルマガテーマと
関連させて、返答とさせていただきます。
何卒、今後ともよろしくお願いいたします。


最新のメルマガをご覧になりたい方はこちらからご登録を!

コンサルタントに直接のご相談はこちらからお問合わせを!

banner_mailmagazine denwasoudan

Copyright(c) 2011-2016 EXTEND Co., Ltd All Rights Reserved.
PCサイトを表示