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調達と運用 -2012年02月08日号

2014-01-01

『調達と運用』

調達と運用と聞いて皆さまは何を連想されますか?

借入、株、FXなどと連想される方が多いのではないでしょうか?

経営において決算書の貸借対照表がそれにあたるというのはご存知でしたでしょうか?

※ここからはご自身の会社の決算書を見ながらお読みください※

一般的に貸借対照表の左部分が資産の部、右部分が負債の部と純資産の部になります。

資産の部には、

現預金
受取手形
売掛金
商品
未成工事支出金
貸付金
建物
土地
保険積立金

等があります

負債の部は

買掛金
支払手形
未成工事受入金
未払金
預り金
借入金

等があり

純資産の部には

資本金
資本準備金
繰越利益剰余金

等があります。

負債の部と純資産の部は、他人資本(負債の部)、自己資本(純資産の部)とも呼ばれる事があります。

これは経営を行う上での資金を自分で出したのか(自己資本)、人から出してもらったのか(他人資本)という事です。

借入以外の買掛金や支払手形等についても他人資本となるの?という方もいらっしゃるかもしれませんが

買掛金や支払手形もサイトというものが存在し、本来支払うべき義務が発生してはいるが、

相互契約信頼関係において、支払を待ってもらっている

その間は資金流出が無い

資金を借りているのと同じ状態

という事です。

よって自己資本は自分で調達したお金。他人資本は他から調達したお金と言えるわけです。

この調達したお金を収益をあげる為にどこに運用としてまわしているか?が資産の部になります

得意先との取引における部分にまわしているのか?
品揃えを充実する為の商品在庫としてまわしているのか?
自社ビル建設等の建物や土地にまわしているのか?
将来のリスクヘッジとしての保険積立金にまわしているのか?

どこから調達していて、どこへ運用としてまわしているのか?
経営者が意思決定して運用した結果、収益は増えたのか?
キャッシュは増えたのか?

決算書が経営者の意思決定の結果として現れると良く言われているのは、こういう所から来ているのです。

文章を読みながら自社の決算書をご覧になっていかがでしたでしょうか?
少ない資本で大きな収益が得られる状態になっていますか?

この内容はまた次回にお話しするとして
今回の調達と運用の概念を自社の現状把握手段として活用して頂ければと思います。

 


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