「金融円滑化法終了のカウントダウン」

今回ご紹介したいのは、ツイッターを見ていて発見した記事の内容です。

沖縄タイムスの記事なのですが、沖縄県の銀行の不良債権残高が、2011年4月-6月期において、2011年3月期と比べ、2.6%増加したといった内容のものでした。

今のこういった情勢をを考えると、別に気に留める内容でもないのですが、気になったのは、次の一文です。

「利息分の支払いも困難な企業には、無理に2回目の変更申請に応じなくてもいい」

(原文は、下記掲載のURLを読んでいただければと思います)

銀行の担当者が金融庁から言われた発言らしいのですが、この言葉は、2011年4月04日から適用されている金融庁の監督指針をそのまま受けたものとなっています。

金融庁の変化は、間違いなく銀行へも伝わっています。
当該監督指針も、2012年3月で円滑化法がこのまま期限切れとなる前提で作られたように感じられます。

今年度中に、返済原資という利益を確保できる体制づくりを確立する必要があります。

来るべき期限を見据えて、今やるべきことを着実にこなしていきましょう。

▼沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-08-19_22263/

▼金融庁
http://www.fsa.go.jp/news/22/ginkou/20110331-4.html
http://www.fsa.go.jp/news/22/ginkou/20110404-1.html