ある会社の1コマ <金融機関との接点を増やし融資>

梅雨とはいえ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしですか?
お体ご自愛ください。

今回は、私が経験した金融機関との接点を作る方法をお話いたします。

M社は、技術力においては、各社より評価を頂いておりました。
ただ、資金繰りには苦慮しておりました。メイン銀行に融資を申し込みましたが断られ途方にくれておりました。
ある日、税理士より金融機関も出席をする技術交流会があると情報を得ました。私は早速、申し込みを行い、参加を致しました。

技術交流会ですので新規取引を獲得する為、各企業が参加しております。
その中に各金融機関の本部の方も参加されております。

あらかじめ近隣の金融機関には、口座を開設しておき取引先の入金口座も数件変えておきました。

交流会では、役員・融資部長など役職のある方も参加されているケースが多々あります。
そこで何気なく名刺交換、自社のPRを行います。
金融機関の方は、融資先を探しているものです。
【話の中で貴行にはお世話になっております。と言えば相手の方も取引先なんだと思って頂けます。】うそはいけませんが

私の経験では、金融機関の方は名刺交換をした企業と取引があるか? 取引を出来ないか?を担当支店に連絡をされるようです。

事実、M社にも翌日、担当支店次長より連絡があり、『融資部長と昨夜の交流会で会われたようで』と打合せを行うきっかけとなりました。
その後、融資をして頂きました。

融資依存はだめですが融資を得るための方法が皆様にお役に立てると幸いです。