ある会社の1コマ <仕入先と情報交換>

気温も上がりすごしやすくなりました。
ただ、花粉症の方は悩ましい日々が続きますね
体調管理には十分気をつけてください。

今回は、仕入先との情報交換について話をさせて頂きます。
M社は、プラスチック成形をおこなう会社です。
材料の仕入先と製品製作協力先の外注と大きく分けて2つの仕入先があります。

材料の仕入先は、塗料・樹脂・副資材など様々な仕様、製品があります。
独自ノウハウを持ってはいますが絶えずレベルを上げるため材料メーカー、商社との情報交換は欠かせません。
各社は様々なメーカー、製造工場などを訪問しているため有益な情報を持っています。
時には、取引先を紹介してくれます。
特殊な型を作る場合は、樹脂の配合が決め手になりますので指導を受けます。
あらゆる情報を入手し、生産現場の向上をおこなっていかなければなりません。

協力工場は、自社で出来ない製品、受注個数が多く生産の協力を頂くケースもあります。
M社では、1回/月以上交流の場を設け品質向上、生産向上などの打合せをしておりました。
社内で解決できない成形での問題点があれば、発注元も協力して頂き解決をおこなっておりました。

製品置き場、材料置き場、棚の使い方、製造工程の管理帳表、梱包方法など様々な独自工夫がそれぞれの会社であります。
そのままは取り入れられなくとも自社の効率の工夫ヒントになります。
社内全体が納得し、改善をおこなうことが重要です。

独自で進んでいくのは大切なことですが協力先が必ず必要です。
自社にとっての必要な仕入先・協力先との関係を見直し、良好な関係を築くことが
今後の発展に繋がります。

一度、社内は勿論ですが自社の取引先との情報交換のあり方について考えてみてはいかがでしょうか!!