ある会社の1コマ <会社のピンチ>

9月も残りわずかとなりすごしやすくなりました。
これから気温が下がっていくようですので体調管理は、気をつけてください。

私は、以前プラスチックの製造(M社)会社の役員をしておりました。

当初会社を立ち上げてしばらくしてから気づいたことですが前社長(S氏)の資金流用に気がつきました。対策を検討し辞職してもらいました。当人は自己破産をしましたが影響は、M社にもありました。銀行より何度も呼び出しがあり、事情を聞かれました。
S氏は、もう1社会社を経営しており、お金は運転資金、遊戯費に流用したようです。
よって、銀行としては、2社がグルで資金をどこかに隠しているのではないか? と疑っていたようです。
何度かの呼び出しの末、疑い晴れ、私どもを信頼していただいたようです。

事業計画を細かく説明し、信頼を勝ち取りました。
銀行としては、バックアップを行う。今後、資金が必要になれば相談にのるとの回答でした。
実際に融資の依頼をしたところ5,000万円の融資が実行されました。
また、ファンド、県の技術機関などもご紹介いただき、大いに役立ちました。

人の信頼を勝ち取るには、実績も大切ですが事業に向けた真摯な姿勢も必要となります。
協力者は、人物をみて融資、商品取引を行います。

世の中には、ある日突然、目の前に大きな壁が現れます。
協力者を得てみなで難局を打破していくことでより強固な組織にもなります。
自分に自信を持ち難局を突破していただきたいですね!!

皆さんも1度や2度は、壁にぶつかっているのではないでしょうか?
その際、必死に考え、対応策を考えられたことと思います。
その経験を活かし今後も更なる発展を行っていただきたいと思います。