▼Q.250 銀行からの借入を期限前に返済しようとしたところ、手数料として数十万円もの請求を受けました。こんなことはあるのでしょうか?

▼A.250

今月(2018年2月)、一部報道もされましたが預金口座維持手数料を設定する動きが金融機関にあるなど、以前はなかった取引に手数料が付与されることが増えています。

ここ20年でも、両替手数料が生まれたり、手形や小切手の発行手数料が大きく増額されたりしてきました。
(このお客様の場合、金銭消費貸借契約証書を確認させていただきました)

残念ながら、お客様の場合は契約書に本手数料の記載はされており、その範囲内の請求ですので知らなかった、払わないと主張するのは残念ながら困難です。
他に私の知る限り、融資の提案をしただけで「設計手数料(実際の名称は少し異なります)」を数万円顧客請求してきた金融機関も現れており、今後は日常から注意して金融取引を行わないと、予想していないところで手数料の請求を受けてしまう
ことはありえます。

企業は自衛する必要があります。