ある会社の1コマ <塗料の代理店販売>

梅雨で雨も降りますが気温が上昇しておりますので熱中症対策は、万全におこなって下さい。

M社は、プラスチック製浴槽などの型・製品を手がけている会社です。
展示会で知り合った塗料開発メーカーと一緒に断熱、遮熱料の開発をしています。

テスト、データー取りを繰り返し、商品化の目処が立ち販売方法の検討を行いました。

全国展開で大手の工事業者及び地元に根付いた企業を代理店として登録を行いました。
M社は、塗装のデーター提供、営業動向などを行い、施工も指導を行います。

代理店の規模、営業人数などは、会社によって違いますのが半年たって、各社を比較してみますとM社で行った、代理店指導(営業指導、施工管理、データー)管理を自社のものして習得した会社が受注は拡大しております。

逆に代理店指導において熱心ではない会社は、受注量も少ないですが多くの問合せがあります。特に多いのが価格の問合せです。
きっちり内容を習得していないため、他の製品との比較が明確に提示できない、主導権をお客様にとられており、値下げ要求をされてしまう。といった状況です。

また、毎月代理店が集まり、状況報告・問題点・今後の対策などを話し合う会議を開催しましたが参加されない代理店がありました。
他の代理店の状況、受注方法など聞くと大きなヒントになり、受注に繋がると思うのですが参加されないのは残念です。

メーカーは、材料データー・販売データーなどが蓄積されています。また、代理店は実際の現場でのデーターが蓄積されています。
双方を融合してより良い商品開発、販売方法、データーなどをお客様に提供を行う必要があります。

以前のような人脈による営業も大切ですが情報、データー戦略も大切になりますので、再度社内体制の見直しを行ってみてください。