『 愛知県の製造業メーカーが考えたお客様信頼度向上 』 -2020年04月22日号

今回は、『愛知県の製造メーカーが考えたお客様信頼度向上』についてお話をさせて頂きます。

M社は、プラスチック成形メーカーです。
部門は、営業部門・製造部門・品質部門・経理部門などで構成されています。

以前は、当然のことですが営業担当者がお客様から注文を受注し、製造部門に指示書提示し、品質確認を経て納品をしておりました。

その際、営業担当者が詳細なお客様の製品仕様を把握しており、製造部門は営業からの指示に基づき製品製造を行っておりました。

当然の光景ですが営業担当者は、各お客様は、納品した製品がどのような組み立て、使用方法と細かな部分を把握しておりました。

以前、大規模な水害、台風などの災害があり、数人の営業担当が出社できないケースがありました。
その際に出荷した製品は、フレームや今後の注意点などがお客様から連絡がありました。

会社ですから営業担当者がいないからできませんとは言えません。
掘り下げて考えますとお客様情報がすべての部門に情報として浸透していなかったということになります。

そこでM社は、社内でお客様情報の共有することはもちろんですが営業と製造担当者、品質担当者がセットでお客様に定期的に訪問し、情報共有はもちろんですが製品の提案、コストダウン、効率化などを行うことでお客様との信頼度向上を行っていきました。

この取り組みは、今回の新型コロナウイルス感染防止による交代での出勤、あるいは感染者が出た場合も代替え生産を他社に依頼する場合も役立つことと思います。

皆様の会社でもお客様への対応を考えてみてはいかがでしょうか!

この内容が何かのお役に立てば幸いです。

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