「想いと覚悟」

あなたはしっかりとした『想いと覚悟』を持たれていますか?
債務超過(実態債務超過含む)に陥っている中小企業、2期連続赤字を垂れ流している中小企業の経営者はこの『想いと覚悟』が中途半端なケースが多い。

では何故、この2つを持つ必要があるのだろうか?

『想いと覚悟』は再生現場における目的でも無ければ手段でも無い、この2つは前提である。例えば優秀なコンサルタントが再生企業の外部環境・内部環境を把握・分析、戦略立案を行い、非の打ちどころのない再建計画を取りまとめたとする。これを実行すれば再生の可能性が極めて高いとして、果たして『想いと覚悟』が無い企業は実行するだろうか?

経営者の想いが中途半端であれば何の為に再生するのか? 自分の考えが中途半端な為、行動も中途半端になる。その経営者の姿に社員は戸惑い、何をして良いのか分からなくなる。

経営者が必ず再生させるという覚悟を決めなければ、社員も覚悟を決める事は無い。覚悟を決めなければやりきる事が中途半端になり、成果も中途半端になり評価も出来ない。

また、『想い』だけでは行動に移せない事がある為、駄目であり、『覚悟』だけでも経営者の根底部分が無い為、駄目である。故に『想いと覚悟』は前提である。『想いと覚悟』が前提にあって、再生の道標が決定した時に初めて全体をうまく機能させる事が出来るのである。

あなたはしっかりとした『想いと覚悟』を持たれていますか?

今一度、客観的に自分自身を振り返ってみてはいかかでしょうか?


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