▼Q.25 少人数私募債を発行したいと思っていますが、どのようなリスクがありますか?(メールによるご相談事例)

▼A.25

私募債の場合、引受人はご家族やお知り合い、従業員といった縁故者が対象となると思われます。

こうした縁故者の場合、本当に必要な資金が集まるかが重要となります。また、引受人としてもリスクを負うわけですので、発行側企業の財務状況を開示する必要も出てくるかもしれません。
最大のリスクは、社債としての一括償還時です。これは私募債に限られたことではありませんが、定期的な積立等をおこなって、償還に備えていくことが大切となります。
しっかりとした計画と実績管理をおこなうことが重要です。こうした財務体制の構築には、顧問税理士の先生や外部の専門家の手助けを借りることも一案です。