▼Q.57 私(経営者)は現在65歳です。後継者はいませんが、社員の雇用を維持していかなければならず、会社をたたむ事が出来ません。何か良い方法は無いでしょうか?(メールによるご相談事例)

▼A.57

後継者育成は経営者としては、重要な事項の一つです。

まだ若いから元気だからといった理由で後継者育成をしない経営者は多く見られます。会社は取引先(お客様、仕入先)から必要とされていること、また雇用してい社員・家族の生活も担っているという点を深く認識する必要があります。その上で、65歳まで後継者を育てなかったという点では重要な任務を放棄しているとしか言いようがありません。
これから社員の中で目途しい人を見つけ経営者教育を行っていく。その際は、1人に任せるのでなく数人に役割を分担していく方法もあります。また、同業に事業を引き継いで頂く方法もあります。株式譲渡、保証人の問題など多くの越えなければならないハードルがあります。
専門家に相談することをお勧めいたします。