【用語集】分別の利益

分別の利益とは、保証人が複数いる場合に、保証した金額をその人数で割った金額についてだけ各保証人が責任を負うことを指します。

例えば、300万円の債務を3人の保証人が保証したとすれば、それぞれ100万円の支払い責任を負うということです。通常の保証人の場合には、このケースでは金融機関は各保証人に対して100万円ずつしか請求ができません。

一方、これが連帯保証人になれば、金融機関は各保証人に対して300万円ずつを請求することができます。