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生産性の向上とは -2019年08月22日号

2019-08-23

『 生産性の向上とは 』

◆「生産性」指標の基本

新たな中小企業評価の指針である、ローカルベンチマーク
によれば、生産性に関する指標は

・労働生産性 (営業利益/従業員数)
・営業運転資本回転期間
((売上債権+棚卸資産-買入債務)/月商)月

の二つが提示されています。
労働生産性については、「従業員一人あたりの利益」という
人に対する生産性と言えますし、
営業運転資本回転期間については、
「運転資金の回転期間が短い=資金が効率的に回っている」
という形で、手許の当座資産の生産性(効率性)と
言うことができるでしょう。

この二つは、これまで直接的に、という意味では
銀行の財務評価で登場することが少なかった
(今会社が清算されても貸したお金を回収できるか、
という意味ではあまり重要ではない指標)
でしたが、「生産性」の改善を基盤に「稼ぐ力」を持つ
企業を救済する、という点では確かに、
これまでよりは妥当な考え方なのでしょう。

さて、この背景を確認しましょう。

◆背景にあるのは「自社努力による改善」を浮き彫りにし、
 経営者自身の評価をすること

どうして、人や資産の生産性改善に焦点が当たるのでしょうか?
何故かというと…、人や資産は元々会社が持っているものであり、
その生産性(効率)の改善は、景気や災害など、経営者自身の努力では
どうにもならない環境変化の影響を受けにくいものだから、です。

別の言い方をすれば、売上は相手が了解しない限り発生しませんし、
震災などの天災や、リーマンショックなどが起こってしまえば
中小企業にはどうしようもなく落ち込んでしまいます
(例え、一時的であっても)。
しかし、生産性は、売上が上がれば上がったなりに
下がってしまっても下がったなりに、経営者と会社の努力で
改善が可能です。

つまり、
経営者自身の改善努力が最も浮き彫りになるポイントだから
です。

そんな内的要因=生産性を重視することで
企業・経営者自らの改善努力を評価しようというのが
ローカルベンチマークによる生産性評価の背景です。

何より大事なことは、経営者が自らの努力と成果を証明して
銀行からの協力を得ることにあります。

御社の生産性向上のポイントはなんでしょうか?
それによって、指標はどれだけ改善が見込まれますか?

是非ご検討いただくと、銀行交渉はもとより
御社の経営そのものが改善する切っ掛けになります。


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