『 金融機関より取引先紹介 』 -2015年09月30日号

今回は、私の経験した「金融機関より取引先紹介」について説明します。
私は、プラスチック加工の会社を経営しておりました。
金融機関からの借入は地方銀行1行と政府系1行の取引でした。

銀行の担当者は多くの取引先を抱えていますので1件ごとに丁寧に対応することは、不可能です。

私は、銀行員が訪問してきた際は、取引先からの受注品目、数量などを簡単に述べ、生産現場を案内しておりました。

※住宅メーカーから浴槽を毎月100台受注しました。金額は30,000円/台で出荷は毎日客先便にて引取りで4台/日出荷です。
工場で製品を見てください、といった流れで説明をしておりました。簡単に製品も見ながら説明をしておりますの印象に残っているようです。

自分なりに興味をもたれ勉強される方もおられます。

後日、支店のお客さんで製品製作で困っているので打合せが出来ないかとの相談がありました。
打合せを重ね取引を開始することが出来ました。

銀行員もお客様のことを知りたいと思っております。
試算表などの提出の際に簡単な現状の受注状況を提示すると同時に写真などでわかりやすく説明を行うことも重要ではないでしょうか?

銀行の取引先は多くの分野があります。担当者に自社の内容を少しでも覚えておいてもらうと取引先紹介も可能性があります。

取引チャンスは、どこにあるかわかりません。日頃から準備を行いチャンスをいかしてください。

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