ある会社の1コマ <見積の重要性>

今回は、私が以前、所属しておりました、プラスチック製造業のFRP成形メーカーについてのお話をします。

私の経験も含め見積についてのお話をさせて頂きます。

見積書とは…商品やサービスの価格(代金)を前もって算出したものを見積書と言います。
利用者は購入する前に(または導入する前、利用する前に)、必要となる金額を確認した上で、納得し安心して注文することができます。
また、見積書を見て即購入という形にならなくても、官庁や企業などが「予算」を決める際に概算の価格や対価を知る上でも見積書が役に立ちます。

取引先から見積書作成を依頼されたとき「どうしよう」と思ったことはありませんか?
例えば「○○という商品を□□個注文したらいくらになりますか?」といった問い合わせに対して、料金を計算し、記載した書面 を見積書といいます。

具体的には、見積書とは、商品やサービスの価格(料金)を前もって算出したもののことをさします。
ビジネス文書の一つで、この見積もり書をもとに、発注がなされ、納品書や請求書が作成されます。

さて。上で述べた「物品の売買や購入に関わるシーン」のほかに見積書が使われる例としては、企画書や提案書などを提出する際に、「そのプランを実行に移すにあたって必要な費用の目安」として見積書を添付して提出する場合があります。買い手や発注者が社内で「そのプランを実行しても良いかどうかの決裁を仰ぐための資料」には、見積書の添付は欠かせません。

しかし、私の経験からお話しますと、協力工場などに見積もり依頼をすると『いくらだったらいい?』という反応は必ず帰ってきます。

確かに客先の要望価格を聞くことは重要です。
いい値で製品を作るといい多状況です。

客先の要望を聞き、製作するのでいいのですがこれは必ず、後々のトラブルとなります。

価格優先で考えているので、要望通りの品質、サイズ、個数などが満たされていない場合は、そちらの要望価格でやっているので・・・・といった回答があります。

両社とも図面をもとにサイズ、数量、注意点、品質は打合せを行い、書面化する必要があります。(必要に応じてサンプル、写真などを添付することも重要です。