『 月次決算 』 -2014年05月07日号
前回事業計画の作成について紹介させて頂きましたが、今回は毎月チェックをどのようにしていくのか! についてご紹介をさせて頂きます。
皆様は、計画を立てチェックを行っておられるでしょうか?
月次決算は、計画(Plan)、実行(Do)、検証(Check)、改善(Action)というサイクルを実行するための手段です。
必要最低限の情報を迅速に集計することが要求されます。
例えば、4月の実績が5月末に集計が完了し検証⇒改善では迅速な対応とは言えません。
『意思決定に有用な情報の共有』を行うためにはスピードを要求されます。
【月次決算の効果】
- 期中で業績を把握することにより、年度の業績を予想できる
市場の状態、販売状況などが迅速に把握でき、早急な対応がとれる - 資金繰り状況が把握でき、悪化要因も早急に把握でき対応がとれる
- 毎月実行することで各セクションに計数管理が徹底される
- 月次決算を徹底することにより年度決算も順調に推移する
月次決算を行い、会社にとって重要な経営分析指標をもとに予実管理を徹底しP⇒D⇒C⇒Aサイクルをどのように廻していくのかを考える必要があります。
月次決算を行うためには、年次の利益計画や予算を作成し、月に予算の作成を行う必要があります。
経営者の意識を変え、自社の実態把握を行い、進むべき方向を具体的に考える必要があります。
また、各セクションの体制づくり、報連相の徹底も重要となります。
各会社様の実態に合わせ取り組みを検討されてみてはいかがでしょうか!!
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