「3メガバンク、中小企業対策を強化」 コンサルタント坂将典の日誌

2014年6月6日の日本金融通信社のニッキンWeb版で「メガバンクの中小企業に対する融資施策」に関係する記事が掲載されました。

 「3メガバンク、中小企業対策を強化」

専門会社に取引委託、無担保ローンで攻勢

3メガバンクが中小企業対策を強化している。景気回復とともに新たな資金需要が期待され、様々なニーズにも対応する必要があるためで、三菱東京UFJ銀行は中小企業専門の子会社を7月に開業する。三井住友銀行は中小企業向け無担保ローンの対象を広げ推進を強化。みずほ銀行も中小企業を支援する成長分野向けの融資ファンドに注力する。

 
3メガバンクが、中小企業に対しても積極的になっていているようです。対象は、「優良な中小企業」に対してだと思われます。

豊富な資金力で、地域に根差している信用金庫や地方銀行のシェアに割り込んでくるものと思われます。(利率は低く提示してくることでしょう)

個人的には、中堅企業であれば、メガバンクとの付き合いはあって当然ですが、中小企業・零細企業としては、信用金庫・地方銀行との付き合いを積極的におこなうべきと考えます。

メガバンクは、企業の業績が順調なときは問題ありませんが、財務状況が芳しくなくなると、信用金庫や地方銀行と比べ、回収がきつくなる可能性があります。

自社に適した規模の銀行と付き合っていきましょう。