『 終わりなき探求精神 』 -2014年08月27日号
今回は、日頃 皆様が手にされているペットボトルについてお話をさせて頂きます。
ご承知の通り、ペットボトル飲料が世の中に定着しており毎日のようにご愛用されている方も多いと思います。
市場拡大もあり、各社の競争も激化しております。
ペットボトルは、名の通り本体はペット樹脂をプロ成形にて加工を行っております。
キャップは、インジェクション成形にて製品加工を行っております。
本体の形状は軽量化、持ちやすさなどの追求を日々行っております。
同様にキャップも日々改良が行われています。
あまり目につきませんが・・・
キャップはねじ式であける時は、力が必要です。
当初はキャップに周囲は、形状はなく滑ってあかないとのお客様の声をもとに波型、ギザギザ(凹凸)形状を採用しました。
現在は、ギザギザ(凹凸)形状が主流ですがこれでも非力なお子様、老人は空けにくいとの声があり改良を重ね、均一な
ギザギザ(凹凸)形状ではなくランダムなギザギザ形状になってきております。
結果、非力なお子様、老人でも容易にキャップを空けられるようになりました。
技術には、終わりはなく、使われる方の声を聞き改良・開発を行って行く必要があります。
成熟した社会であたりまえと思っているものでも視点を変えれば新たなニーズを発掘できます。
自社の財産(お客様を始め、人、物、金)を見直して新たな視点で企業活動を進めていただければ幸いです。
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