お勧め本:「利他のすすめ チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵」

経営をしていると、社員のモチベーションアップをしたいと思う事があると思います。

「給料を上げればよいのか?」「待遇を良くすれば良いのか?」など考えると思います。

確かに、給料や待遇は重要ですが、それだけがモチベーションアップの方法ではありません。

では、どんな事に社員はモチベーションアップをするのか?

「人に役立つ仕事がしたい」と言う想いだけで仕事を一生懸命やる会社もあります。

その会社の一つが【日本理化学工業】と言うチョークの会社です。
知的障害者の方を採用・雇用し、経営の中心にしている会社で有名な会社です。

今回、紹介する本は、その【日本理化学工業】の経営者、大山社長の本
「利他のすすめ チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵 大山泰弘 (著) 」です。

知的障害者の方が、「なぜ一生懸命仕事をするのか?」「その周りにいる社員の方もなぜ成長していくのか?」など大山社長の体験談を通しながら、会社経営が学べる本になっています。

 

 

お勧め本:「 日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人」

 

最近、クレーマーと言う言葉が経営者の間でも出てくることがあります。

一口にクレーマーと言ってしまうと、一方的にクレームをつける人と言うイメージが先行していますが、それぞれにクレームになる理由がある場合も多いのです。

そんな時に、クレームをめんどくさいとか思わずに対応することによってファンを創る事が出来るとしたら素晴らしいですね。

でも、普通はクレーム処理と言う言葉がある通り、「処理」をするという感覚の企業も多いのも確かです。

その中で、歌舞伎町と言うクレーム地帯でホテルの支配人をしていた方の実体験を書いた本を今日は紹介します。

「日本一のクレーマー地帯で働く日本一の支配人 三輪康子 (著) 」です。

体験談は、一般的なクレームの域を超えているような気がしますが、クレームに対応する三輪さんの気持ちは参考になりそうです。

どんな気持ちかと言うと、「怒鳴られても優しさで返す」と言う物。

なかなか出来る事ではありませんね。

そのままクレーム対応の教科書になるかは分かりませんが、人との接し方の考え方などは参考になるのではと思います。


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