『平成26年度補正予算案、閣議決定!!』
1月に入り年始の挨拶が一巡したころではないだろうか?
安倍政権が長期政権の形相をみせつつ、円安も底堅く推移している。現在よりも更に円安も想定しておく事で、企業構造の変革をはかれば存続可能性も上がってくるだろう。
【平成26年度補正予算案、閣議決定!!】
1月9日平成26年度補正予算案、閣議決定した。これにより現政権の中小企業・小規模事業者対策のポイントが分かってくる。
詳細は中小企業庁HP(以下、リンク先)を確認されたい。
http://www.chusho.meti.go.jp/hojyokin/2015/150109taisakuA4.pdf
・取引価格の適正化に取り組みます
・資金繰り、事業再生を支援します
・ものづくり・商業・サービス革新
・省エネ設備の導入を支援します
・小規模事業者の持続化
・創業を目指す方 地域資源の活用を応援します
・人材の育成・確保を支援します
・事業承継の円滑化に取り組みます
上記8項目がお題目として挙げられているが、ここで肝心なのはどの様な施策が具体的に出るかでは無く、政府が中小企業の環境をどの様に変化させようとしているのか感じ取ることが重要である。
中小企業にとっては大手企業も外部環境なら、政府も外部環境の一つである。その波に真正面からぶつかれば、力(資本力)の違いで当然に淘汰される側にまわってしまう。その波の力を如何にうまく使って、既存事業や新規事業に活かしていくか、絶えず経営者であれば考えていかなければならない。
選別と循環の流れは確実に動いていると感じられます。
奥田雄二
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