ある会社の1コマ <車両オプションパーツ受注>
1月もあっという間に終わり2月ですね。
インフルエンザも流行ってきておりますのでお気をつけください。
今回は、車両オプションパーツ受注についてお話をさせて頂きます。
M社は、プラスチック製造メーカーです。
自社にてトラック用オプションパーツの製造販売を行い、全国の運送会社に商品を供給しております。実績をもとに各トラックメーカーに対しても営業を行っておりました。
そんな折、Yメーカーよりトラック用パーツについての納入打診があり打合せとなりました。
図面を入手し、見積提出を行い、受注獲得を行いました。
ただ、条件としては原形型(クレモデル)支給でした。
工程としては、原形型入手⇒寸法チェック⇒表面処理⇒マスター型製作⇒生産型製作
⇒量産試作⇒量産開始 このような大まかな工程です。
問題点が生じました。
1.原形型と図面チェックを行っている際、寸法が違うところがありました。
担当者に確認したところデザイナーが変更したことが判明しました。
変更にあわせ図面を修正しなければなりません。
2、図面と違う為、取り付け金具のサイズ変更を変更
上記問題も解決し、マスター型製作し、メーカーのデザイナーにチェックしてもらいましたが再度、形状変更し、図面変更、金具変更とこの繰り返しです。
試作品完成後もカットラインの変更、金具取付位置の変更などをクリアーし完成しました。
その後、量産開始。
それぞれの工程で時間がなく、要望にこたえるのが大変でした。
メーカーと直接取引を行う際は、技術力は勿論ですが要望に答える対応力も重要となりますので慎重に見極めを行ってください。
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