『 愛知県の製造業が新規事業に参入 』 -2020年01月23日号
今回は、『愛知県の製造業が新規事業に参入』についてお話をさせて頂きます。
M社は、プラスチック成形メーカーです。
受注は、安定しておりますが資金繰りには苦慮しております。
社長は、BtoBでは売上は、確保できるが利益確保ができないと考えており、BtoCへの市場参入を考えておりました。
仕入先である材料メーカーは、プラスチック材料も取り扱っていますが塗装用の材料も販売をしておりました。
以前から住宅の塗装の手伝いで何度か現場に出向いておりましたので、住宅塗装への進出を考えておりました。
塗装といっても多くの事業者が存在しますので、温暖化対策にもつながる遮熱・断熱塗料をベースに施工を行う事業を考えました。
様々な資料
- サンプル板とデモ用のキッドの作成
- サンプル板での遮熱データーの作成
- 他塗料との比較データー
- 自社工場への施工(屋外、屋内のデーター管理)
施工は、外部に委託しますので施工指導書、施工価格の設定なども同時に行いました。
営業担当者は、社長と社員1名で意識の高い取引先企業及び個人(知人)にPRを行いました。
大きな柱にはなっていませんが社会のニーズに答える新規事業に反響も大きくなっています。
現事業がもうからないから新たな事業をとお考えの方は多いと思います。
新たなチャレンジは必要ですが、どのように「社会の役に立てるのか」を立ち止まって考えてみてください。
この内容が何かのお役に立てば幸いです。
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