「 できる金融マンとできない金融マンの違い 」 名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.105

皆様いかがお過ごしでしょうか?

私はいまこそコンサルタントをしていますが、もとは金融マンです。
最近よく思う事があるのです。
できる金融マンとそうでない金融マンは何が違うのか?

本日は下記についてお話させていただきます。

題して『できる金融マンとできない金融マンの違い』

― 経営者様が知っておきたい金融機関様との付き合い方 ―

企業経営をしていると、金融機関との付き合いは避けて通れないと思います。

そして多くの経営者様が感じていることがあると思います。

それは

「担当者によって話が全然違う」

同じ金融機関様でも、担当者様によって対応や判断が大きく変わることがあるという事です。

それはなぜでしょうか?

理由はシンプルです。

金融マンにも「できる人」と「そうでない人」がいるからです。

では、その違いはどこにあるのでしょうか?

企業を見る視点

まず大きな違いは、企業を見る視点だと思います。

できる金融マンは、決算書だけを見て判断しません。

もちろん数字は確認しますが、それ以上に見ているのは「未来」です。

この会社は3年後どうなっているのか?
この設備投資は売上につながるのか?
経営者様はどんな戦略を持っているのか?

つまり、過去の数字ではなく将来のキャッシュフローを見ています。

一方、そうでない金融マンは、過去の数字に強く依存します。

前期の決算が赤字なら慎重、黒字なら安心というように、どうしても表面的な判断になりがちです。

しかし本来、融資とは未来に対して行うものです。

その意味で、未来を見られる金融マンほど優秀と言えます。

経営者の話を聞く力

次に違うのは、経営者の話を聞く力です。

できる金融マンは、会社の現場を理解しようとします。

商品やサービス、顧客、業界の状況などをよく聞き、数字の背景を理解しようとします。

なぜ売上が伸びているのか?
なぜ今期は利益が落ちているのか?
今後どんな展開を考えているのか?

こうしたストーリーを理解したうえで判断します。

一方、そうでない金融マンはチェックリスト型です。

本部への報告資料を作るためのヒアリングになり、どうしても形式的なやり取りになりがちです。

提案力

さらに大きな違いは、提案力です。

できる金融マンは、単に融資をするだけではありません。

企業にとって必要な情報や選択肢を提案します。

例えば

  • 補助金の活用
  • 取引先の紹介
  • 事業承継の相談
  • M&Aの情報
  • 資本政策のアドバイス等・・・

こうした提案ができる金融マンは、企業からも信頼されます。

つまり、優秀な金融マンは単なる「資金の提供者」ではなく、経営のパートナーとして動いています。

逆に、そうでない金融マンは「融資が必要なら言ってください」というスタンスになりがちです。

リスクの考え方

最後にもう一つ重要な違いがあります。

それはリスクの考え方です。

できる金融マンは、リスクを避けるのではなく「管理」します。

条件を工夫したり、資金計画を整理したりしながら、企業が前に進める方法を考えます。

一方、そうでない金融マンはリスクを避けようとします。

その結果、「難しいですね」「できません」という答えになりやすいのです。

金融の本質は、リスクをゼロにすることではありません。

リスクをコントロールしながら企業の成長を支えることです。

だからこそ、優秀な金融マンは経営者からも信頼され、結果として金融機関の中でも評価されていきます。

経営者として大切な視点

経営者として大切なのは、金融機関と付き合う際に「金融機関」ではなく担当者を見ることです。

担当者が変わるだけで、金融機関との関係が大きく変わることも珍しくありません。

金融機関との付き合いは、会社の成長にも資金調達にも大きく影響します。

だからこそ、良い金融マンと出会い、良い関係を築くことが重要なのです。

経営者の皆様も今一度担当者の方を思い浮かべてください。

御社にとってプラスの担当者様かそうでないのかを・・・

今回のブログはあくまでも私感ですので全てがそうだとは限らない事を最後に付け加えさせていただきます。

どんな些細な事でも大丈夫ですので是非エクステンド名古屋オフィスのヤマナカまでお気軽にご連絡下さい。

                            以 上