ある会社の1コマ <社保支払い交渉>

12月に入り、寒さも厳しくなってきました。名古屋では初雪も観測いたしました。
インフルエンザも流行ってきておりますのでお気をつけください。
今回は、社会保険料支払対応についてお話をさせて頂きます。

M社は、プラスチック製造メーカーです。

創業から5年目のことです。
取引先からの受注量が大幅に減少いたしました。
資金繰りは、一気に悪化しました。

銀行に借入を行い、急場をしのぎましたが取引先からの受注は減る一方でした。
新規取引先の開拓も思うように進みません。

銀行も再度の融資には、応じてくれず資金対応が急務の状態となりました。
社会保険料、税金なども滞納が積み重なってきます。

社会保険料の支払い交渉にて 発生分+延滞分を 6ヶ月間は支払うことができましたがその後は、また支払うことができなくなり再交渉です。
何度も交渉を行っているため交渉は難航です。
差し押さえと言う言葉が何度も出てきます。

それでも何度も交渉を行い、支払いを行いました。

社会保険料は支払わなければならないものですが支払えない場合は、支払期日前に交渉を行ってください。
ただ、交渉は難航し、[差し押さえられた]というケースもありますので、慎重に行ってください。