『 地域金融機関の情報入手にアンテナを張る 』 -2015年08月05日号

あなたのご近所の「地域金融機関」は、どこでしょうか?

○○信用金庫・○○銀行・○○信用組合、いくつ挙げられるでしょうか?

幸い東海地方は地域金融機関の数も多く、いろいろなところから営業があると思います。

ただ、逆に言うと、どの地域金融機関が良いのか迷われることもあるのではないでしょうか?

数ある地域金融機関の中からの選択にあたって、どこが自社とって適しているのか、といった有益な情報を得ることが重要になってきます。

最近、お客様と一緒に、地域金融機関へ月次試算表を持参して、定期訪問に行ってきました。

担当者と支店長が対応してくれましたが、自社の業績説明や決算着地の見込みといった会話の中で、訪問した地域金融機関が年末に、ナゴヤドーム前支店をオープンすることが話題に出ました。

よくよく聞いてみると、2年後には伏見支店もオープンすることが決まっているとのことで、名古屋市への出店攻勢に力を入れてきていることがわかります。

今回は、定期訪問していく中で、信頼関係が生まれ、雑談の中で、金融機関側の情報や姿勢を入手することができましたが、定期訪問でなくても、ディスクロージャー誌やインターネットで細目に情報収集していると、有益な情報が得られたりします。

そうすることで、どこの金融機関が借りやすいか、どのタイミングで既存の金融機関と競合させるか、といった思考につながります。

こうした考えをしていくことで、銀行も、得意先や仕入先と同じ取引先であることが認識されてくるのではないでしょうか?

得意先・仕入先と同様に、銀行の情報収集も細目におこなって参りましょう。

この度の情報が、ご参考になれば幸いです。

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