▼Q.262 金融機関の再編、共倒れの危機などといわれていますがなぜこのようなことが起こるのでしょうか? 原因は何でしょうか?
▼A.262
金融庁の報告を『和歌山、富山、島根などの23県で地域銀行が消え、京都、愛媛、熊本など13都道府県では1行なら存続、神奈川や愛知、大阪などの10府県でも2行しか生き残れないかもしれない』と報道機関が報道しています。
原因は、日本の人口減少です。世界人口は、2030年には85億人、2050年には100億人などといわれています。一方、
日本では、2030年には1.2億人、2050年には1.0億人と予想されています。労働力人口は2014年6,587万人から2030年5,683万人、2060年には3,795万人へと加速度的に減少していく予定です。人口急減・高齢化による経済へのマイナスの負荷が重くのしかかりマイナス影響が大きく経済への影響も多大となります。
企業も同様ですが金融機関も生き残りをかけた競争、合併などが激しくなります。企業側としてもどの金融機関と取引をするのか? 金融機関に自社の事業内容を積極的に開示し、取引する金融機関を選んでいく必要があります。
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