「 中部北陸ファンドで10億円 」 CTP認定事業再生士 坂将典の日誌
2017年09月07日付けの 日本経済新聞Webサイトで「 中部北陸ファンド、外食のSORAを買収 10億円 」の記事が掲載されました。
(以下、一部抜粋です)
中部北陸ファンド、外食のSORAを買収 10億円
投資先を中部・北陸8県の中小企業に限定した中部北陸地域活性投資事業有限責任組合(中部北陸ファンド)が、
約10億円を投じて外食のSORAグループ(名古屋市)を買収する。
昨秋立ち上がった同ファンドの初の投資案件となる。中部北陸ファンドは投資会社の日本産業推進機構(東京・港、NSSK)が昨年10月に設立した。
愛知銀行や中京銀行、三重銀行、碧海信用金庫といった地域金融機関が出資しているほか、
政府系の地域経済活性化支援機構(REVIC)やゆうちょ銀行も出資者に名を連ねる。
出資者や投資先の地域を絞った地元密着型のファンドだ。SORAグループは名古屋市を中心にイタリアン「バンビーナ」など和洋中の外食店舗を30店以上展開している。
年商は20億円前後とみられる。鈴木善姿子社長は大半の株式をファンドに譲渡した後も続投する。
中小企業においても、ファンド活用しての事業継続が普通の時代になりつつあります。
今回の日本産業推進機構における中部北陸ファンドや、リサ・パートナーズ社が中小公庫と手掛ける中小企業再生ファンドや、地域経済活性化支援機構(REVIC)といった選択肢が増えていくことは、大変、有益なことです。
金融機関単独ではできなかった取り組みも、上述の取り組みによって可能性も出てくるものと思われます。
うまく活かしていきたいものです。
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