名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.54

皆様いかがお過ごしでしょうか?

新型コロナウイルス感染症の影響は本当にいつまで続くのか? 7月中頃まではこのまま終息に向かうのかと思っていましたが、
全く逆の方向に進み始めています。感染拡大!

実際に経済に与えた影響は計り知れないと思います。少しでも早く回復して欲しいと思う今日この頃です。

今回は最近私が感じる元金据置・元金返済猶予について簡単にお話させていただきます。

そもそも元金据置とは、一定期間元金はそのままにして毎月返済時に利息だけ支払うことをいいます。 通常の返済は元金+利息にて月々支払いしますが、据置期間中は利息のみの支払いとなる事から、毎月の返済負担を減らすことができます。これはおいしい話と思われた方もみえるかと思いますが、今返済負担が軽減されるという事はどこかで返済負担が増えるという事です。

次に元金返済猶予について簡単にお話しさせていただきます。

返済が厳しく条件変更の相談をした際によく聞く言葉かと思います。テールヘビーという言葉を用いて説明をされる事もあるかと思います。つまり条件変更を行う事で毎月の返済の元金を0円(猶予)にし、猶予した金額を最終回に上乗せする方法(テールヘビー)です。

どちらも厳しい今だからこそ返済額を軽減し、業績が回復した時点で返済額を多くするという事には変わりないかと思います。私はそこに落とし穴があると思います。業績が悪化していなければ問題ありませんが・・・

元金据置を行えば、その分だけ返済が開始された時の返済額は増加します。今以上の返済原資の確保(キャッシュフロー)が必要になるのです。つまり改善ができなければ返済が開始された時に返済ができなくなり、それこそ条件変更のお願いをしなければならない事態に陥るという事です。そんな事銀行員は言ってくれますか? 条件変更でテールヘビーにした時も同じです。

最終回に一括返済できますか? 

私は次のように思います。

新型コロナウイルス感染症は企業の変化(働き方・財務・その他諸々)を行う為に発生し、そこで変化に対応した企業は今後も生き残っていけるでしょう。しかし変化についていけなかった企業(変化しなかった)は生き残れないという事です。(あくまでも自論です)

だからこそ今動くのです。変わるのです。

この危機を乗り越えたいという方はエクステンド名古屋オフィスのヤマナカまでお気軽にご連絡下さい。