『 値上げはビジネス拡大のチャンス 』 -2022年03月30日号

2年以上も長引くコロナ禍、更にはロシアのウクライナ侵攻と目まぐるしい環境変化の風に、中小企業も否応なしに対応を迫られています。

その中でも一番の影響を受けているのが、モノが入らないまたは入ってきても値段が相当上がってしまっているということでは無いでしょうか?

コンテナが動き出せば。。。

東南アジアの工場が再開稼働すれば。。。

コロナが沈静化すれば。。。。

ロシアとウクライナが停戦合意すれば。。。

など、ボトルネックと思われる外的要因が解消されれば
本当に値上げは止まりますでしょうか?
または元の値段に戻りますでしょうか?

そこまで耐え凌げば、利益は元通り確保できますでしょうか?

世の中の変化は絶えず起こっており、今回のコロナやウクライナの件は、その影響が世界規模で起きているだけのことです。
タイムマシーンでも発明されない限り、世の中が過去と同様の場所に戻ることは決してないのです。

過去に戻れない限り、元に戻るなどということは残念ながらあり得ないのです。

物価上昇は今後も継続して続いていきます。
日本は人口減少で苦しんでいますが、世界的に見れば人口は増え続け、世界経済は成長し続けています。
これはものの供給より需要の方が旺盛なことを意味しており、物価上昇が継続することを意図しています。

最近、日本企業が中国含め新興企業に買い負けするというニュースはよく聞くようになりましたね。

そんな世の中であなたの周りの同業他社は既に動き始めています。
あなたの会社はそんな同業他社以上に活動を行い、これまで以上の利益を確保しつづけて行かなければなりません。

今はそれができる環境下になりました。
世界規模の変化でどの様な企業もサプライチェーンやビジネスモデルの再構築を検討しています。

これは新たな企業との出会いや活動が活発化することを意図しています。あなたの周りにはあなたやあなたの商品を知らないお客様で溢れています。
インターネットも発展しており、知る・知らせる手段は多様化しています。これは絶好の機会となり得るはずです。

ただ当然ながら周辺環境が良くなっても、自社の商品・サービスの品質(お客様のニーズ)がついてこなければ、手段があっても投資効果は薄れてしまいます。

そのためにも、社内でまずは、品質向上のための商品サービスの検討会を開くということが大事になります。

それとは並行して、市場調査(試作販売含む)・研究開発・供給網整備などなど必要でしょうから、相応の人手と手元資金が必要です。

コロナ禍においては利率も含めて最良な調達環境が整っています。
まだ間に合いますので更に手元資金の厚みをましてください。
人手について、余剰を抱えていなくかつ採用環境も決して良くない中小企業では今いるメンバーの手を空かせるしかありません。

採用できないから新しいことが出来ないなんて言わないでくださいどうしても人材が必要であれば、スカウトや引抜きを使い積極的に人材投資を行っていきましょう。

コロナ前にやっていて今もその流れで業務を組んでしまっている中小企業は多数あります。20%は業務削減可能です。
業務改革=値上げに繋がりますよ。

自社にあった方法をお知りになりたいのであれば、メールでも結構ですので、直接ご連絡頂ければご回答いたします。

今回の情報がお役に立てれば幸いです。

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