「 価高克服・経済再生実現のための総合経済対策 」 名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.77

新たな年がスタートしました。

本年も宜しくお願い致します。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

2023年がスタートしましたが世界がさまざまな問題に直面している中で、今年の日本経済はどのようになっていくのか? 専門家の話の記事によく出てくるキーワードは、

・ゼロゼロ融資の返済がスタート、・コロナ禍前までには戻らず、・回復する見込みがない、

・ウクライナ、・原油高、・物価高、・円相場等の文字ではないでしょうか?

つまり今年も去年に引き続き不安定な要素が数多くあるということではないでしょうか?

上記のキーワードの中で私が特に気になったの仕事柄『ゼロゼロ融資の返済がスタート』です。

実際に中小企業庁のHPに2022年10月28日に閣議決定された「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を踏まえ、新型コロナウイルス感染症の影響の下で債務が増大した中小企業者の収益力改善等を支援するため、借換え需要に加え、新たな資金需要にも対応する信用保証制度(コロナ借換保証)を2023年1月10日から開始するという記事が2022年12月23日に発表されました。返済に不安を感じていた方には朗報になったのではないでしょうか?
しかし企業様の根本的な問題が解決されない限りどの様な策を講じても意味はないかと私は思います。

皆様は本当にコロナ融資が企業にとってプラスだったと思ってみえますか?

当然良かった! という企業様は現時点で業績に問題がないという企業様ではないでしょうか?

しかしながらそうでない企業様もあるかと思います。コロナ融資が更に資金繰りを悪化させた! とか今後返済がスタートするので資金繰りが心配であるというかたも非常に多いかと思います。

私は実際にうまく有効活用できなかった企業様の方が多いのではと思っています。だからこそ今回の様な策が打ち出されたのではないでしょうか?

でも金融機関様はプラスになったのでは・・・

企業の売上を改ざんして申請し、不正な貸し付けを行っていたと新聞で取り上げられた金融機関様もありました。

目標達成の為に保証協会の保証が得られたから融資を実行したというものも正直あるかと思います。何かあっても保証協会付融資なので・・・ 

本当にこれでよかったのでしょうか? 前向きな資金として使用された企業様は問題ないでしょう。しかし赤字補填資金とか、銀行の返済に資金が回っただけの先もあるかと思います。

負債額が膨らんだだけですよ!

資金調達を行えば毎月の返済額が増加します。つまり更に利益を出さなければ返済ができないという事です。

今回の新たな制度も同じですよ! ただただ金融機関様から言われるがままにしても意味はありません。経営者の方も自社の現状を把握して、今何を行わなければならないのか?

何が一番自社にあった方法なのか? を真剣に考えてみてください。

ただ、業績が良くても悪くても企業自身が動かなければ(行動しなければ)何も変わらないと

思います。

変わる為に何をすべきなのか? 何ができるのか? を一緒に考えませんか?

どんな些細な事でも大丈夫です。是非エクステンド名古屋オフィスのヤマナカまでお気軽にご連絡下さい。