「 金融機関は取引先 」 名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.89
皆様いかがお過ごしでしょうか?
企業が事業を行う上で、個人がライフサイクルの中で必要不可欠の存在が私は金融機関様であると考えています。
つまり『きってもきれないなか』という事ではないでしょうか?
では、どことお付き合いしていくのか? そもそも金融機関様にはどの様な種類があるのかお話しさせていただきます。
皆様が普段利用されている銀行は、「普通銀行」と呼ばれています。普通銀行は、都市銀行、地方銀行、第二地方銀行、外資系銀行、その他銀行などに分類され、それぞれ下記のような特徴があります。
- 都市銀行:大都市に本店を構え全国各地で銀行業務を行い取引先は大手上場企業が中心。海外にも業務展開をおこなっているいわゆる『メガバンク』といわれるもの。
- 地方銀行:地方都市に本店を構え地域に密着し経済を支える役割を担う。
取引先は地元の中小企業が中心の金融機関。 - 第二地方銀行:地方銀行と同じであるが、もともと相互銀行であった金融機関。
- 外資系銀行:日本国外に本店を構え、日本国内に支店を持つ銀行。
- その他銀行:店舗を持たないインターネット専業銀行、コンビニや商業施設を中心に展開する流通系銀行等。長期信用銀行が名称を変えた銀行や、ゆうちょ銀行も含まれます。
- 信用金庫:地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人。
利益第一主義ではなく、会員・地域社会の利益が優先されている金融機関。 - 信用組合:信用金庫と同様
- 労働金庫:労働組合や生協のみなさんが、お互いに助け合うためにつくった協同組織の福祉金融機関。
上記以外に政府系金融機関という組織も存在する事はご存じだと思いますが、政府系金融機関は、5つありそれぞれ独自の目的や役割があり、中小企業への融資や経営サポート、地域産業の活性化、国の教育ローンの取り扱いなど、国民の安定した生活や経済の発展に貢献しているのが特徴です。
上記については法人・個人を問わずお取引ができる金融機関になりますが、当然上記には法人取引ができない金融機関もある事は皆様もご存じかと思います。
ここからは法人取引の金融機関(融資取引のある)についてお話しさせていただきます。
上記より本当にたくさんの金融機関様があることは理解していただいたかと思いますが、実際には一つの金融機関としかお取引をしていない企業様もあれば、たくさんの金融機関とお取引をしている企業様等、多岐にわたります。では、経営者の皆様は何を基準に取引金融機関を決めているのでしょうか?
- 昔から取引をしているから。
- 金融機関からの勧誘により取引を開始した。
- 資金調達をしたいから取引を開始した。
- 特に考えたことはない。
本当にそれだけですか?
金融機関を『特別な存在』だと思っていませんか?
何が言いたいかと申しますと、
金融機関はただの取引先にすぎない! お金を仕入れる取引先という事です。
経営者の皆様は材料を仕入する場合、どの様な先とお取引をされますか? されていますか?
はっきり言います。
金融機関も取引先と考えれば、いいものを安く安定的に仕入できる先=安い金利で、計画的に資金調達できる金融機関とお取引をされていますか?という事です。
相見積もりが必要なように、金融機関にも競争してもらうのです。
アフターコロナ後、業績は順調に推移している企業様、業績の厳しくなっている企業様、これ以上・・・と思っている企業様それぞれですが、今後どの様にお取引をしていくのか?
どの金融機関とお取引をしていくのかは重要なポイントになるかと私は思っています。
今後どうするのかを考えるのは経営者の方々です!
どんな些細な事でも大丈夫ですので是非エクステンド名古屋オフィスのヤマナカまでお気軽にご連絡下さい。
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