『 「協調支援型特別保証制度」をご存知ですか? 』 -2025年06月18日号

経営者の皆様は題名をみてどう思われましたか?
資金調達? 何か新たな制度? 興味ない!

次の質問です。
御社は
①リスケしていますか? ②プロパー融資のみですか? ③保証協会付融資のみですか?

申し訳ございませんが①の方は今回該当しないと思ってください。
②③の方は一度検討してみてください。
つまり、私が何を言いたいかと申しますと
『資金繰りに悩まれている経営者の皆様にはピッタリ! かと思い、お話させていただきます。』

今回お話させていただく制度融資は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中小企業様や個人事業主様の資金繰りを支援するために設けられた制度になります。
この制度では、一定の要件を満たす事業者が「経営行動計画書」を作成し、金融機関様からの継続的な支援(伴走支援)を受けることで、信用保証料の軽減や借入条件の優遇が受けられるというものです。

なかなかイメージができない?
もう少し詳しくご説明させていただきます。

『プロパー融資のみの企業様は保証協会付融資を試しに使ってみる。保証協会付融資のみの企業様でそろそろプロパー融資を受けたい方には必見!』かと思います。

【利用できる方】
  • ①申込金融機関から本制度による保証付き融資の実行と原則同時に本保証付き融資額の1割以上(融資期間12か月以上)のプロパー融資を受けるかた
  • ②申込金融機関の支援を受けつつ、自ら経営行動計画の策定並びに計画の実行及び進捗の報告を行うかた
【融資限度額】

2億8,000万円

【資金使途】

事業資金

【融資期間】

10年以内

【金利】

金融機関様所定金利

【貸付型式】

証書貸付または手形貸付

【返済方法】

据置1年以内の均等分割返済
一括返済の場合は融資期間1年以内
*設備資金・運転設備資金の場合は、3年以内の据置が可能

【担保】

必要となる場合があります

【連帯保証人】

必要となる場合があります。原則として、法人代表者以外は不要

【本制度にかかる必要書類】
  • 申込人資格要件申告書兼誓約書
  • 経営行動計画書(上記②の場合のみ)
【取扱期間】

令和7年3月14日から令和10年3月31日(保証申込受付分)

【ポイント】

上記①の場合(令和8年3月31日保証申込受付分まで)
年0.45%~1.90%⇒国からの補助により実質負担年0.23%から0.95%
上記②の場合
年0.45%~1.90%⇒国からの補助により実質負担年0.34%から1.43%

制度をうまく使うか、使わないかは経営者の考え方一つです。
金融機関様からの提案を待つのではなく、こちらからお話をするのです。

親切な金融機関様の担当者は教えていただけると思いますが、教えていただけない場合は知っているのと、知らないのとでは全然違います。
私は常に今できる事を一緒に考え、一緒に行動していけたらと思っています。

一度弊社に相談して頂き、改善策を一緒に考えませんか? どうするかは皆様の判断にゆだねます!
私は常に今できる事を一緒に考え、一緒に行動していけたらと思っています。

次に実際に現場で発生したお話をさせていただきます。
先日次の様な事がありました。

ある日突然〇〇銀行の支店長が企業様に来社された時の話です。
ズバリ! 金利の引上げの話です。 
政策金利が上がった事による金利の引上げの話ではなく、更なる金利の引上依頼です。
重要な話だと思い、支店長に代表者に同席させなくていいかと質問をすると・・・
必要ないと回答があったそうです。

代表者の同席は必要ない? 皆様はおかしいと思いませんか?
私は正直ふざけていると思いました。 なぜだか皆様はわかりますよね・・・
更に何度か来社された際に同じことを聞くと、やはり必要ないと・・・
皆様はこの様な支店長の対応をどう思いますか?・・・

最後に 
 『本当にどんな些細な事でも相談して欲しいと・・・まずは私に一本の連絡!』
  ・・・そして正しい方向性をひとつづつ一緒に導き出していきませんか?
      私は少しでも皆様のお役に立ちたいと思っています。

以 上

メールマガジンのご登録はこちらから

毎週水曜日に地域密着の話題をお届けいたします!!

↓ バックナンバーはこちらから ↓