▼Q.64 静岡県の方からのご相談です。「日本政策金融公庫と他銀行との違いを教えてください」 (メールによるご相談事例)



▼A.64
日本政策金融公庫は株式会社日本政策金融公庫法に基づいて2008年10月1日付で設立された財務省所管の特殊会社です。

いわゆる国が100%出資している金融機関となります。日本政策金融公庫は、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫の3公庫が統合されて設立されました。

現状としては、国民生活事業(旧国民生活金融公庫)は国民一般の資金調達支援という事で、小規模企業への融資や個人への教育ローンなどを取り扱っています。
中小企業事業(旧中小企業金融公庫)は中小企業の資金調達支援という事で年商10億以上(業種により異なる)の規模の企業への融資をメインに取り組んでいます。資本性借入金(DDS)の取扱いは中小企業事業となります。
農林水産事業(旧農林漁業金融公庫)は農林水産事業者の資金調達支援となります。
上記、事業部は政府系という立場から民業圧迫にならない様に動いています。営利を目的としておらず、積極的な営業展開も余りせず基本待ちの姿勢で、メイン行と言う立場にもなり得ないのが現状です。

一方、他銀行(銀行ですので信用金庫・信用組合は除きます)は基本、営利目的とした株式会社です。
中小企業においては信用保証協会を活用した融資保証制度が、あるのが一番の違いですね。また銀行は資金調達手段として預金があるのに対して、日本政策金融公庫は税金で成り立っている為、預金を必要としません。
また返済が出来なくなったとき、銀行は自行の利益を考えて、保証協会への代位弁済や債権回収会社(サービサー)への債権譲渡を行います。日本政策金融公庫においては国の金融機関である為、原則、債権譲渡を行わないといった違いもあります。

 

   

 


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