『 経営にチェック機能は必要か? 』 -2014年10月15日号

自分の健康状態を知るために、健康診断を受ける人は多いですね。でも、本当であれば、「自分のことは一番自分が知っている」はずです。

しかし、お医者さんでないと、自分では発見できない体の変化や数値を比べて見ないと分からない体調の変化があるので、健康診断を受けるのですね。

これは、ビジネスでも同じです。

「自分の会社のことは自分が一番よく知っている」のはどの経営者でも思うことです。確かに、自分自身が一番分かっている部分も多いですが、第三者から見た方が判る部分や、数値化してみて初めて気付くことも多いのです。

よって、健康診断のように自社の状況を客観的にチェックする必要性があるのです。上場企業であれば、監査法人の監査があったり、株主総会などので株主からのチェックがあったりします。

しかし、中小企業ではなかなかチェック機能がありません。また、チェックするにしても、何をチェックしたらよいかが明確ではありません。

よって、自らチェック機能を働かせておく必要があります。その一つの方法が、事業計画書を作成し、毎月ないしは四半期ごとなど期日を決めて、進捗状況をチェックすることです。

これによって、常に過去の反省と未来のやるべきことが決めることが出来るようになります。

まとめますと、体の健康診断のように定期的にチェックする体制は必要だということなのです。そして、チェックするためには、その基準になるものが必要であり、その基準が事業計画書なのです。

つまりは、まずは事業計画書を作って、それを作っただけで終わるのでなく、経営のチェック機能として活用していくことが重要なのです。

ぜひ、事業計画書およびチェック機能を働かせてみましょう。

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