『 試作品開発に使える補助金 』 -2016年12月07日号

11月14日から「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」の公募が始まりました。

『製造業が設備を投資するための補助金』というイメージを持たれている方が多いと思います。

この補助金、『試作品の開発』にも使えるって知っていましたか??

今回の「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」は、「第四次産業革命型」、「一般型」、「小規模型」と事業類型が3つに分かれています。
基本的には設備投資を行う事が必須となっていますが、「小規模型」には設備投資がなくても利用する事が出来ます。

※以下、公募要領からの抜粋

【小規模型(試作開発等)】
補助上限額:500万円
補助率:2/3以内
設備投資:可能(必須ではない)
補助対象経費:機械装置費、技術導入費、専門家経費、運搬費、原材料費、外注費加工費、委託費、知的財産検討関連経費、クラウド利用費

設備投資が必須ではない分、既存の設備を使った新商品の開発や、ソフトウェアの開発にも使えますので、対象となる業種も製造業だけではないはずです。
公募要領には「革新的なサービス創出・サービス提供プロセスの改善」という一文があります。
「付加価値額年率3%」、「経常利益」年率1%の向上が達成できる計画を求められますが、色々ある補助金の中でも対象が広く、使いやすい内容だと思います。

アイデアはあるがコスト面を考える中々実行に移せないという方がいれば、公募を検討してみてはいかがでしょうか?

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