『 営業との打合 』 -2018年07月18日号
皆さんの会社では、営業会議。打合せは定期的に行われていますか?
2社の事例をご紹介いたします。
■N社は、プラスチック製造販売会社です。
3名が営業を行っています。
毎朝15分程度の部内でのミーティングを行っています。
各担当者が昨日の動きと問題点を報告し、本日の活動を報告します。
問題があれば部門長と部員が協力し解決を行って行きます。
・客先で不良が発生すると部門長が関連部署(製造、品質、購買)などに連絡し、協力体制を確立します。
また、他の営業部員に協力を仰ぎ、現地での不良品選別、代替品の生産協力先を探すなど全体でフォローしていきます。
■G社は、建設資材販売会社です。
営業が中心で15人の営業がいます。
毎朝のミーティングは開かれていますが直行する方が多く、内容も当日の訪問先を発表するだけで情報交換とはいえません。
・客先でトラブルがあっても営業担当者が仕入先などと話し合いを行い対応していきます。会社にトラブルの細かい報告がないため情報共有ができていません。会社としても個人対応が当然という雰囲気があり組織対応力が低下しています。
2社を比較して大きく組織対応と個人対応に分けれます。
個人対応では、限界があり多くの時間を要します。
経営者は、各部署・担当者の動きを把握し、スムーズな活動が行える体制を構築する必要があります。
また、皆がリアルタイムに問題点を報告できる環境、体制が重要です。
異常事態を早く察知し、迅速に解決することでお客様及び社内の信頼度は、向上していきます。
個人面談などを行い、問題点を把握するなどの努力も重要です。
各個人は、可能性を秘めています。その能力を引き出し組織の強化を行ってください。
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