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『 富山県での新型コロナ融資借換してくれない事例 』 -2020年06月17日号

公開日:2020/06/18
最終更新日:2020/06/19


新型コロナウイルスの影響は、どの地域でも出ていることかと
思います。

実際、顧問先においても、業種によっては、前年同月比売上高
で50%超ダウンしているところもあります。

もちろん、持続化給付金や、第2次補正予算で成立した家賃支援
給付金等といった各種支援策を活用してはいきますが、給付まで
に時間を要してしまいます。

また、借入による資金調達を取り組んでいますが、これも時間を
要するため、各種税金や社会保険料の支払を延期したり、借入
返済を止めたりと、とにかく限られた手許資金を、人件費や仕入
資金の支払に充てられるように、優先順位を決めて取り組んで
います。

今回、事例に挙げる富山県の顧問先においても、新型コロナ
ウイルスの影響による売上減少で、メイン行に相談しました。

セーフティネット保証を活用し、据置期間を設けた新規借入
で以て既存債務を借り換えることで、しばらくの間、返済が
ない形を取ろうとしたものです。

既往債務のセーフティネット保証の一般保証は、責任共有制度
であるため、金融機関の保証割合は80%です。

また、2020年01月28日以前からの借入のため、保証割合100%の
危機関連保証やセーフティネット保証4号との借換はできない
ことになっています。

信用保証協会としても、保証割合が増してしまう制度への借換
はできない、との判断のようで、その考えは理解できます。

そこで、こちらとしては、セーフティネット保証5号での借換を
申し込みました。

セーフティネット保証5号であれば、一般保証と同じ保証割合の
80%でいけるからです。

無論、信用保証協会も借換を認めています。

しかしながら、メイン行からの回答は、謝絶でした。。

新規の融資自体は可能であるが、借換としては対応できない、
とのことです。

そのため、既往債務の返済は継続しておこなわなければなり
ません。

回答金額も充分なものではありませんでした。

何度も、複数回にわたって、こちらの意図を説明しても、
なかなか汲み取っていただけません。
(過分に取っている担保や保証人の手続きが面倒くさい
というのが実態のようです)

結局、1年後に改めて検討しましょう、という回答以外の話は
出てきませんでした。

これには、顧問先の経営者としても、新型コロナウイルスで、
こうした事態に陥っているのに、全くこちらの話を聞き入れて
くれないメイン行の対応に呆れてしまいました。

信頼して、話をしていけば、必ず了承してくれる、と考えていた
経営者の気持ちは裏切られることになってしまいました。

本部や監督庁へ連絡することもできたのですが、そこで時間を
掛けても仕方ないので、別の金融機関に相談し、そちらで対応
してもらうことにしました。

こうして失った信頼関係は、なかなか取り戻せるものではない、
かと思います。

こうした情勢下であるからこそ、しっかりと対応してほしい
金融機関、ましてやメイン行の差がはっきりと出てくる事例が
他にも出てきています。

経営者として、これからも長いお付き合いをしていくにあたって、
ふさわしい金融機関であるのか、メイン行であるのか、を見極め
るのに、良い機会かもしれませんね。

この度の情報が、ご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

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