『 無利子・無担保融資の限度額が4,000万円から6,000万円に引き上げ 』 -2021年01月20日号
2021年01月18日に、第204通常国会が召集されました。
菅義偉首相は衆参両院本会議で施政方針演説をおこないました。
その中で、無利子・無担保融資の限度額を、4,000万円から6,000万円に引き上げる、という資金繰り支援の説明がありました。
これまでも限度額を 3,000万円から4,000万円への引き上げや、対象条件も緩和される等、ありましたが、ここにきて、限度額を 2,000万円増額するという方針が示されました。
まだ詳細は出ていないので、はっきりしたことはわからないのですが、これまでの緩和等の経緯を見ていますと、既往債務との借換も対象となる可能性が高いので、うまく活用することで、更なるメリットを享受することができるようになります。
取引のある金融機関からも、年度末に向けて、改めて”営業”されることがでてくることが予想されます。
ここで留意する点は、プロパー枠を減らさないようにする、ことです。
自社でのプロパー枠と制度融資の枠を把握しながら、金融機関と協議してください。
(金融機関によっては、プロパー融資を保証協会付き融資に切り替えようとするところが未だにありますので)
資金需要がある場合は当然に、既往債務への借換で利子や保証料の減免を検討したい場合も、反応良く動けるように準備しておくことをお勧めいたします。
この度の情報が、ご参考になれば幸いです。
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