「 コロナ融資の返済ができない 」 名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.80
皆様いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルス感染症も現時点では一旦終息。
その後皆様がよく聞く言葉は『コロナ融資の返済ができない』とか『倒産件数増加』という言葉ではないでしょうか?
実際に私どもにも、返済ができないという多くの相談が寄せられています。
また倒産については「コロナ融資後倒産」は、2022年度において445件(前年度216件、106.0%増)発生。月次ベースで2023年3月が過去最多を更新するなど、前年度から倍増したと言われています。実際の融資額が判明した約220社のコロナ融資借入額平均は約5,900万円だったそうです。倒産に追い込まれたのはコロナ融資の負担増? ・・・それとも他に? ・・・
実際には租税の換価の猶予も影響がでているのではないかと私は思います。
1年間租税の支払いを猶予していただいた事で、納付がなくなり資金繰りが改善された様に思え安心していたのではないでしょうか? しかし猶予後実際に納付するとなれば2年分を納付する事になります。1年分が納付できないのに2年分の納付ができるのでしょうか?
収益改善されていれば可能であるかもわかりませんが、原材料、燃料、光熱費の高騰等の影響を受け更に業績は悪化している企業も多いかと思います。
実際に猶予の申請通りに納付ができず、猶予の取消予告通知書がとどいたという相談も受けました。もし届いている方がみえましたら直ぐに連絡をとり今後の対応について相談すべきだと、私は思います。
でもそもそもなぜ納付できないのか?
今だからこそ落ち着いて考えてみてください。
- なぜ皆様は租税の換価の猶予を受けて、金融機関様からの融資を返済し続けたのか?
- なぜ金融機関様の返済をSTOPし、租税の納税を優先しなかったのか?
- コロナ融資で資金調達ができた際に納付をしなかったのか?
今となっては過去に戻る事はできません。今できる事を考えてみてはどうでしょうか?
- このまま何もせずに倒産件数の1件になるのか?
- 今できる事を考え行動して倒産件数の1件にならないのか?
経営者の方のお考え次第かと私は思います。
また金融機関様に資金調達の相談をしますか?
資金調達をせずに改善策を考えますか?
一人で考えますか? それとも私たちに相談されますか?
いま行動しますか? 来週行動しますか?
どんな些細な事でも大丈夫です。是非エクステンド名古屋オフィスのヤマナカまでお気軽にご連絡下さい。
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