「 ゼロゼロ融資の返済 」 名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.82
皆様いかがお過ごしでしょうか?
コロナウイルス感染症の影響という『言い訳』もできなくなってきている今日この頃・・・
『倒産』という言葉が頭をよぎる経営者の方も中にはみえるかと思います。
実際に令和5年7月、全国で1,000万円以上の負債を抱え、法的整理の手続きをとった企業などの事業者の数倒産した企業などの数は701件、去年の同じ月と比べて40.5%増加している事が、調査会社のまとめで発表されています。このうち、いわゆる「ゼロゼロ融資」の返済が難しいことなどを要因とした倒産は49件と1か月の件数としては過去最高で1か月の倒産件数が700件を超えたのは2か月連続となっています。
倒産件数を業種別にみると、最も多かったのが「サービス業」で去年の同じ月より40.7%増加し173件、次いで「小売業」は去年の同じ月より60%増加し152件で、特に飲食店の倒産が増えています。「帝国データバンク」には「物価の上昇や人手不足で先行きの見通しも厳しいことから事業の継続を諦めるケースは多い。企業の倒産件数は増加傾向が続くとみられる」と記載されていました。
そうならない為にはどうしたらいいのか? 今回はこの点について考えていきたいと思います。
ではどういう会社が倒産に追い込まれるのか?
業績が悪い企業と一言で言ってしまえばそれまでですが、では業績が悪い企業にはそれなりの理由があると私は思います。
下記の様な記事を発見しました。倒産の原因ベス卜10という記事です。
八起会様
- 経営者の高慢、経営能力の過信
- 社員教育の不備、欠如
- 事業目的・目標・計画性の欠如
- 業界情報の不足と環境変化への対応
- 新商品の欠如、技術開発の遅延
- 家庭不和、同族経営の弊害
- 公私混同、経営哲学の欠如
- 決断力・実行力の欠如
- 計数管理不足と勉強不足
- ワンマン、反省心の不足
上記をみて皆様はどう思われましたか? 自分の会社には関係ない・・・!
そう言えば・・・思い当たるな! 色々と思われたかと思います。
ではもう一歩踏み込みます!
倒産する社長の共通10項目という記事です。
八起会様
- 自己中心
- 悪いことはすべて他人のせい
- 嫌いなこと、苦手なことを避ける
- 真の勇気がない(縮小、謝罪、相談)
- 頭でわかっても実行しない
- お人好し(頼まれたらノーと言えない)
- 還元の心なし
- 反省心の欠如
- 時間貧乏(働きすぎ、遊びすぎ)
- 公私混同(金銭感覚の欠如)
上記をみて皆様はどう思われましたか?
『ドキ!』と思われた方・・・まだ救いようがあるかも?
『何も!』何も思わなかった方・・・麻痺していませんか?
このままでは本当にあなたの会社 潰れますよ!
そうならない為に今できる事を一緒に考え、一緒に行動していけたらと思っています。
・・・・
ここまで読まれて何か違和感がありませんでしたか?
いわゆる「ゼロゼロ融資」の返済が難しいことなどを要因とした倒産は49件と1か月の件数としては過去最高という部分です!
どうですか?
私は上記の文章を素直に受け入れられませんでした・・・
「ゼロゼロ融資」の返済が難しい・・・ 借入を行った企業の責任!と思えて仕方ないように思えますが、金融機関様は本当に返済が出来ると判断して融資を行ったのか?
それとも信用保証協会の承認が得られたので融資をしたのか?
どちらなのでしょう?
(あくまでも政府系の融資は今回は除きます)
この回答は皆様の判断にゆだねます!
もし私の意見を聞いてみたいと思われた方は
どんな些細な事でも大丈夫ですので是非エクステンド名古屋オフィスのヤマナカまでお気軽にご連絡下さい。
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