「 金融機関との取引 」 名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.83

皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は日頃公共交通機関を利用し移動しますが、最近思うことがあります。
今迄はマスクをしているのが当たり前のように思っていましたが、最近公共交通機関にのると
マスクをしていない人が大半以上を占めていると思います。完全にマスクをしない日が来るのでしょうか?・・・

今回は月刊金融ジャーナル9月号に2023年3月期 地銀・第二地銀の収益性・健全性指標の記事が掲載されていました。

地方銀行62行・第二地方銀行37行の合計99行の2023年3月期における、主要な収益性と健全性の各6指標を偏差値化し、各銀行の収益力、財務の健全度の比較を試みた。収益性の・健全性12指標の偏差値合計の平均値による「総合ランキング」では、常陽銀行が初の首位の座を獲得。収益性の6指標による「収益性ランキング」についても常陽銀行が首位。健全性6指標による「健全性ランキング」では、京都銀行がトップだった。

月刊金融ジャーナル9月号

というものです。

では実際にこの地方の金融機関様のランキングはどうなのかを抜粋して下記にご紹介させていただきます。

総合ランキング収益性ランキング健全性ランキング
愛知銀行40位37位47位
中京銀行94位95位82位
名古屋銀行60位57位61位
大垣共立銀行50位61位48位
十六銀行19位17位30位
百五銀行15位36位6位
三十三銀行80位84位68位
静岡銀行4位10位2位

皆様は上記のランキングをみてどう思われましたか?

あくまでも個人的な見解ですが、地域を代表する金融機関様が無いのが愛知県、地域を代表する金融機関は岐阜県が十六銀行様、三重県が百五銀行様、静岡県が静岡銀行様と言えるのではないでしょうか? そして地域を代表する金融機関様が上位にランクイン、第二地銀様が下位にランクインというところでしょうか・・・

岐阜県は十六銀行様と大垣共立銀行様の熾烈な戦いが繰り広げられていますが、意外とランキングに大差がでているのも意外でした。地銀と言えば三十三銀行様も地銀ではありますが、第二地銀の第三銀行と統合されていると考えれば納得のいくランキングだと私は思います。

そもそも愛知県は第二地銀はあるけれども地銀が無い事は皆様もご存知だと思います。
その様な地域に今後あいち銀行という規模の大きな金融機関が誕生しこの地域をどの様に変えていくのか? それとも・・・ 楽しみです。

なぜ今回この様な話をしたかというと、以前から私は金融機関様は特別な先ではなく、単なる取引先にすぎないという話をよくさせていただいております。

あくまでもお金を仕入れる取引先です。
皆様はどこと取引をするかを考える場合、何を重視されていますか?

本当に物をきちんと入れてくれるのか? きちんとお金は払ってくれるのか? を考えると思います。つまり儲かっている先(収益性のいい先)、きちんと仕事をしてくれる先(信頼できる先)つぶれない先(健全性の高い先)ではないですか?

金融機関様も同じではないでしょうか? 
ただ何を基準に選べばいいのかわからないのも事実! 選ぶ際の指標にしていただければと思います。

今後金融機関様の動向は大きく変化していくと私は考えています。
私は企業が成長していくうえで金融機関様はなくてはならない存在だと思います。

どこの金融機関様と今お取引をされていますか? 
今後どこの金融機関様とお取引をしていきますか?  
上記のランキングをみてどう思われましたか?

今後どうすのかを決めるのは経営者の方々です! 

最後に、私は最近の金融機関の担当者の方をみて思うことがあります。
企業の事を本当に真剣に考えている担当者の方がいるのだと・・・ 本来はこれが普通。
しかしその反面、何も考えていない(どうしたいのか伝わってこない)と思う担当者の方も中には少なからずもいるのだと・・・ 但し態〇だけはでかいような気がします。

どんな些細な事でも大丈夫ですので是非エクステンド名古屋オフィスのヤマナカまでお気軽にご連絡下さい。