売上を上げるアイデア

企業によっては、「どんどん従業員からアイデアが出てくる」という場合と、「会議などの場で全くアイデアが出てこない」という場合があります。

アイデアの質を求めると、アイデアは出にくくなります。良いアイデアを考えようとするあまり、逆にアイデアを止めてしまうからです。

ということは、アイデアが出るためには、質より量を求めた方が良いのです。つまり、アイデアを出すときは、それが実現可能かどうかとか、常識の範囲内かなどは考えず、どんな突拍子もないアイデアでも、つまらないアイデアでもたくさん出した方が良いのです。

会議でアイデアが出ないというのは、この質より量という原則を会議運営者(上司)も参加者(部下)も忘れてしまっているのです。

逆を返せば、アイデアが出るようになるためには、どんなアイデアでも批判したり、批評したりするべきではないのです。つまりは、ブレーストーミングの考え方を会議だけでなく、社内全体に行き渡らせると、アイデアが多く出る会社になるのです。

そして、アイデアが多く出る会社は、環境の変化やお客様のニーズの変化に対応できるアイデアがいつでも、どこでも出るので、強い会社になっていくのです。


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