▼Q.07 資金繰り表はどのようにつくればいいでしょうか?(メールによるご相談事例)
▼A.7
まず会社の入出金を全て洗い出してください。
その上で売掛金回収や買掛金支払など事業に関わるもの、設備投資や定期預金等投資に関わるもの、銀行からの借入や借入返済等資金調達に関わるものに分類してください。
その分類が終わったら次に各事業・投資・調達に分けたものを入金グループ・出金グループに分けてください。
次に入金・出金の各グループ内の項目を属性毎(売掛回収で一纏め、固定資産購入で一纏め、長期借入金返済で一纏めなどなど)に振り分けてください。
その上で上から順に事業の回収に関わるもの(経常収入)、事業の出金に関わるもの(経常支出)、事業入出金差引合計(経常収支)、投資の回収に関わるもの(投資収入)、投資の支出に関わるもの(投資支出)、投資入出金差引合計(投資収支)、調達資金に関わるもの(財務収入)、調達返済に関わるもの(財務支出)、調達入手金差引合計(財務収支)、最後に各収支を合計した総合収支を加えて、翌月繰越残高を表記します。
これを月・年単位で作成していきます。また見込額で作成する場合も同様の作業を行います。
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