『 銀行対策と資金繰り 』 -2013年01月30日号

今年も始まって1か月ほど経ちますが、今年は中小企業にとって、銀行対策(融資や返済などの対策)が重要度を増す年です。

それは、前々回もお話ししましたが、金融円滑化法と言う法律が、今年の3月をもって終了予定だからです。また、銀行自身もグローバルな基準によって、さらに不良債権の圧縮を求められています。

このように、銀行からの借り入れに対して、かなり慎重な対応、対策が必要ですし、その銀行対応、銀行対策を間違えば、会社の資金繰りに直結してしまいます。

もちろん、「毎年、銀行対策と資金繰りって大事だろう」と思われるかもしれません。確かに「今年は必要ないです」と言う年はありません。

しかし、2013年およびその後は、大きな変化が続いて「銀行対策と資金繰り」は重要度をドンドン増していくことになると思われます。

特に、資金繰りは、「今月、お金がないからどうするのか?」と言う視点では対策は遅く、中長期的な視野で改善していくことが求められます。よって、早め早めの「銀行対策と資金繰り」を考えて置く方が良いのです。

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