計画を作る上で大切な2つの指標

これまで色々経営者の方とお話をする中で、
経営計画を作っている方はたくさんいます。

ところが多くの方は数字目標だけしか作っていない
結果として計画は作っただけに終わっているとよく聞きます。

計画を作っていない方の中には、
売上が見えないから作りようがないとおっしゃる方もいます。

ある程度の受注がある状態であればそれでも問題ないかもしれませんが、
今の時代、現状を維持する事でさえ、難しくなってきています。

本格的な計画を作るのも大変というお気持ちは分からないでもないです。

そこで今回お伝えしたい内容が、『KGI』と『KPI』です。

≪ KGI(Key Goal Indicator):重要目標達成指標 ≫
達成すべき目標を定量的な指標で表したもの
「売上高・利益額、利益率など」

≪ KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標 ≫
設定した目標に対してどのような過程を達成する達成可能かを
定量的な指標で表したもの
「新規顧客訪問件数、生産リードタイムなど」

KGIを達成するための手段としてKPIを設定します。
KGIは業種に関わらず、共通項目となる事が比較的多いと思いますが、
KPIは業種によって変わるのはもちろん、
同じ業種でも何を重要視するのかで設定する項目が大きく変わってきます。

例えば、
高級車を販売する会社と軽自動車を販売する会社では
ターゲットとする層が変わります。
ターゲットが変わればマーケティングからセールストークまで色々な所を
そのターゲット層に合わせて変えていく必要があります。

このようにKPIを設定する際は、具体的な方針が決まっていないと、
場合によっては的外れな項目を設定してしまう事もあります。

KPIまでうまく落とし込む事が出来れば、
現場レベルで具体的なアクションプランを立てる事が出来ます。

計画を立てる時の参考にしてみてはいかがでしょうか?

 


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