▼Q.188 数年ほど、隣の都道府県の地方銀行から営業を受けています。新しく支店を開設して、どうしても融資実績を伸ばさなくてはならないとのことで、メインバンクからの借替や金利の低下まで含めた提案を受けていますが、いつ撤退されるかも分からないので取引を開始するべきか決められません。どうすればよいでしょうか?



▼A.188
ここ10年来、既存の企業評価ルールでは地元で融資先を見つけにくくなった地方銀行などが、これまで営業地域としていなかった場所に支店を開設し融資を行おうとする動きは存在します。

営業上、他よりもよい返済条件を受けられることが見込まれるため、興味を引かれるのも止むを得ないところですが、確かに本来の地元ではない地域は「引く時も早い」ため、格別の理由がない限りは
メイン取引とすることはお勧めしにくいのが本音です。
さらに、金融庁は昨今、「地元での無担保融資」を伸ばすように、強烈な指導をはじめていることに注意が必要です。体力の限られた地方銀行や信金・信組の場合、どこかでリスクをとればどこかではリスクを減らさないとならないため、真っ先に越境営業地域が狙われる(融資の回収を図る)懸念があります。

よって、基本的にはメインバンクからの借入を借替してまでして取引開始をする、というのは慎重に考えるべきでしょう。

ただし、メインバンクとの関係が良いとはいえない場合には、競わせる目的で「ある程度の」取引を行うことは悪くないとも言えます。
 

   

 


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